
徒然草 葉月の頃
縁あって,修学旅行以来の十和田湖に行ってきました。十和田湖が冬でも凍らないのは常に風が吹いているからだとか。自分は地球の一部だぞというように風に水面をなびかせて、日の光にキラキラ輝く美しい十和田湖を眺めていると,心がすーっと洗われた気がしました。
頭の良い人間が、快適な環境を作れば作る程、地球は崩れている様な気がします。
今年は世界的に蜜蜂が減っていて蜂蜜の量も少なくなっています。ピラミッドの時代から人と共存してきた蜜蜂が消えてしまう時が来るかと思うと何だか恐ろしい。
命のサイクルが短い生命体の方が環境に対する耐性をつけやすいと考えると、人間の様に100年近く生きる命は滅びて行き、毒々しい熱帯の昆虫たちが地球にはびこったりするかしら なんて考えてます。
まあ,それはそれで自然と言えるのかもしれませんが、人の叡智で森や海や豊かな土を育む努力を少しでもできればと思っております。